税込 500円
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Step2
与件分析
与件を、考えるための材料に加工する。
答えを急いで考える前に、与件の事実を整理する工程を繰り返し練習します。
この工程で、何を練習するのか。
Step1で整理した問いを持って与件を読み、SWOTと社長の想い・今後の方向性を抽出します。接続詞や時制を標識として文章構造を捉え、Step3で使える材料へ加工します。
SWOTを内部・外部、プラス・マイナスの順で整理する
社長の想いと企業が目指す方向を別に拾う
接続詞と時制から与件の論点構造を読む
材料整理と施策立案を混同しない
Step2では施策や完成答案を考えません。与件を整理し、次の工程へ渡せる材料を作ることに集中します。
VIDEO
まずは動画で確認する。
SWOT、社長の想い、接続詞・時制を使って与件を整理する流れを解説します。
EXAMPLE|事例Ⅰ
同じ設問と与件で、工程をつなぐ。
以下では事例Ⅰを例に説明しますが、ここで扱う与件分析の考え方は、事例Ⅰ〜Ⅲに共通します。
設問
A社は、今後の事業拡大に向けて、若手社員が中心となって活躍できる組織にするために、どのような施策を講じるべきか。100字以内で助言せよ。
与件
A社は、熟練社員の高い技術力を強みに、高品質な製品を提供してきた。
近年、高品質な製品への需要が高まり、受注も増加している。一方、製造業界では技術者の高齢化と人材獲得競争が進み、経験を持つ技術者の新規採用が難しくなっている。
A社では、製造工程の多くを熟練社員が一人で担当しており、その作業方法は個人の経験に依存している。また、若手社員は熟練社員の補助的な業務を担当することが多く、製造工程を自ら担当する機会が少ない。
社長は、今後も高い品質を維持しながら事業を拡大し、将来的には若手社員が中心となって製造を担える組織にしたいと考えている。
※工程ドリルのオリジナル設問・与件です。
OVERVIEW
Step2は、材料を作る工程。
与件を読んだ瞬間から答えを考えると、ひらめきや得意な知識に引っ張られやすくなります。
↓
Step2|与件を整理する
↓
Step3|問いと与件を使って考える
Step2では、SWOTと社長の想いを整理し、接続詞と時制から情報同士の関係を確認します。標準化や若手育成などの施策を考えるのは、次のStep3です。
01 / SWOT
内部・外部、プラス・マイナスの順で考える。
自社でコントロールできる、プラスの要因。
熟練社員の高い技術力自社でコントロールできる、マイナスの要因。
工程集中/属人化/若手の経験不足自社ではコントロールできない、プラスの要因。
需要増加/受注増加自社ではコントロールできない、マイナスの要因。
技術者の高齢化/人材獲得競争/経験者採用の困難02 / DIRECTION & SIGNALS
企業の方向と、文章の構造を読む。
社長の想いは、「高い品質を維持しながら事業を拡大する」「若手社員が中心となって製造を担う」です。最終的な施策は、この方向へつながる必要があります。
「一方」は機会から脅威への転換を、「また」は熟練社員側と若手社員側に二つの課題があることを示します。「今後」「将来的には」は、これから目指す方向を示す標識です。
- 与件の事実をもとに整理しているか
- 内部・外部をコントロール可能性で判断しているか
- 社長の想いをSWOTとは別に拾っているか
- 想像で情報を補っていないか
- まだ施策や完成答案を考えていないか
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